一般的には、まじめ過ぎると人生はうまくいかないと言われることが多いです。

まじめだから損をする・まじめだからストレスが溜まるなど、様々な言われ方をしています。
これは本当なのでしょうか?

今回の記事では、まじめさの本質的な意味と、まじめさを活かすための方法をお伝えしていきます。

まじめさの定義

まず、まじめさとはどのようなものか、定義をしたいと思います。

僕なりにまじめの定義をすると『自身の考え方にこだわり、その考え方に沿ってやらないと気が済まない性質』ということになりました。
一般的には、学校や会社のルールに普通以上に従ったり、人からの指示に過剰なまでに従いがちな性質をまじめと言われることが多いように思います。

しかし、『自身の考え方にこだわり、その考え方に沿ってやらないと気が済まない性質』は上記のものまで含めますので、こちらの定義をベースに考えていこうと思います。

なぜ、まじめだと損をすると言われるのか?

まじめだと損をするかのように言われる事が多い世の中ですが、それはなぜなのでしょう?

おそらく、下記のようなことに原因があるのだと思います。

  • まじめだと不当な形でサービス残業などをさせられやすい
  • まじめだと人に騙されやすい
  • まじめだと、ユーモアのある事が言えず、人から固いと思われ、魅力が薄れる
  • まじめだと、柔軟性に欠け、状況に応じた立ち振る舞いがしづらい

といった様々な原因があるでしょう。

それで、上記のような例で考えてみると、まじめで損をする場合は、状況に応じた立ち振る舞いができないことによるものが多いのに気が付きます。

その背景には、自身の考え方のままに突き進みやすい、というまじめさの性質が観えてきます。

しかし、僕が考えるに、これは大きな良い所でもあると思います。

まじめさの長所

自身の考え方のままに突き進みやすいということは、自身の考え方を維持しやすいということです。

そのため、その考え方があらゆる場面に通用するものなのであれば、この先、むしろ、状況に対して柔軟に対応することができるでしょう。

逆に言えば、自身の考え方があらゆる場面に通用するのであれば、それはまじめであった方が良いということです。

例えば、『自身と価値観の違う人の意見を聴く』という事にまじめであれば、価値観の違う人からの意見が必要である場合、その度に、良い結果にいたるでしょう。
実際の所、人生は価値観の違う人からの意見が参考になる機会で溢れていますので、これは、多くの場面において通用する考え方ということです。

すなわち、まじめさを活かせるということでしょう。

まじめな人に対して「もう少し適当にやれば?」「不まじめになった方が良いよ」と言うことは多いですが、これは、あまり大きな意味のある事では無いように思います。

言われただけでは、自身の考え方の傾向(脳や心の傾向)はそうそう変えることはできないからです。

ただ、まじめのポイントを変える、という事にフォーカスすれば、そのポイント次第ではあらゆる状況で、より良い結果を出せるでしょう。

また、気楽に生きられ、ストレスを抱えずに済むようにもなると思います。

まじめのポイントを良い方へ

僕がおススメする、まじめポイントの向け先は『自分を変える習慣』です。
なぜかというと、自分を変えるための習慣を続ける事に対してまじめになれば、様々な状況に対応できるからです。

自分を変えるための習慣は様々ありますが、もっとも効果的と思うものをお伝えします。

それは、毎日、なりたい自分を紙に書くというものです。

例えば、人の言葉に対してすぐに傷ついてしまうのであれば、「人からの言葉に全く傷つかない不動の心を得た」といった言葉を紙に書きます。
1日一回で大丈夫です。

上記のように、未来の自分は~を得たといった形式で書きます。
(~を得る、といった書き方でも良いのだと思いますが、僕の場合はすでに得たような形で書いてきたため、こちらでご紹介しています)

これを毎日、続けていく限りは、変化を遂げていくことが出来るでしょう。

その背景には、人間の意識の力カルマの法則の両方が働いています。

人間の意識の力は時間と共に影響が大きくなる

人間が言う所の時間とは、物事の変化を指しています。
時間というもの自体は幻のようなもので、物事の変化に対して人間が時間と当てはめて考えているだけです。

そして、人間の意識は物事の変化に影響を与えていきます。

例えば、プリンを食べたいという意識が生まれたとします。
その意識を持ち続ければ、冷蔵庫にあるプリンを食べる、または、買いに行くといった行動の変化(物事の変化)が生まれます。

同じように、人間が長いスパンで「人からの言葉に全く傷つかない不動の心を得た」と毎日、紙に書いて、意識をそちらに保ち続けると、それを得ることができるでしょう。

次に、カルマの法則による作用についてお伝えいたします。

カルマの法則はその人の精神的欠点(過去の自我・カルマ)が克服され、より大きな自我にいたるのをサポートする法則です。
また、カルマの法則はある程度、本人の自由意志を尊重するのが特徴でもあります。
そのため、毎日、「人からの言葉に全く傷つかない不動の心を得た」といった言葉を書くと、そうなるために必要な人生展開を与えてくれるのです。

実際に不動の心を得る過程では、様々な困難があると思いますが、続ける限りは実際に得られる方向へと向かえるでしょう。

実際の所、多くの人は困難がやってきたら、この習慣を続けることができず止めてしまうことが多いと思います。
しかし、ひと月ほど毎日書いて、止めてしまった場合でも未来には書いた通りの自分になれているケースも多々あります。

とはいえ、書き続けるほどの高い確率ではありませんが、一時期的に毎日書いていた分は必ず、何らかの作用を起こすでしょう。

なお、これらは物的な願望を叶えるのにも使えるのですが、カルマの法則はその人が何を物的に得るのか?という事をあまり重視しておらず、その人がどのような存在(人格)になるのかを重視しています。

というのも、死後の世界には、その人間の人格しか持ち越せず、また、死後の世界の環境はその人の人格により決まるからです。ですので、この世においても、カルマの法則はその人物の人格形成を重視しています。

・愛のある人であるほど、悪い事をやっては上手くいかない
・愛のある人であるほど、傲慢さが芽の段階でつまれるために、何らかのショックな出来事が起こる

といった現象は、これらのために起こるものと思います。
(愛のある人への人格保護作用は特に強いため)

物的願望を叶えるために使うことは十分できるとは思いますが、基本的には、どのような自分になりたいか?を重視して毎日、紙に書く事をおススメいたします。

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