人生を変える勉強とはどのようなものでしょうか。

通常、勉強には「知識を得ること」といった定義がなされやすいのですが、実際の所、誰しも何かを変えたくて勉強をするのだと思います。

そのため、知識を得ることは、勉強の定義として相応しくないでしょう。
(目的から逸れているため)

今回の記事では、人生を変える勉強とはどのようなものかについて、僕の考えをお伝えいたします。

人生が変わるのはどのような時か?

人生を変える勉強を理解するにあたって考える必要があるのは、人生が変わるタイミングはどこにあるのか?です。

そして、そのタイミングは、転職や結婚などの大きな出来事ではなく、自身の価値観の変化にあると思います。

通常、人は転職や結婚などの大きな出来事に目を囚われがちなのですが、それらの大きな出来事は価値観の変化のすえに起こるものです。
また、価値観の変化なしに大きな出来事が起こった場合、以前の自分と同じ間違いをおかすことが多くなってしまうでしょう。

そのため、真の意味で人生が変わるタイミングというのは、自身の価値観が変化する瞬間だと思います。

では、価値観の変化は何によってなされるのでしょうか?

日々の行動が自身の価値観をつくっている

価値観の変化は自分の身に起こるショックな出来事によって起こるイメージがあるかもしれません。
それもまた事実だと思いますが、もっと身近に、日々、自身の価値観に影響をもたらしているものがあります。

それは、自身の行動です。

人は自身の行動により自分を形作っていきます。

例えば、誰かの悪口を言うのであれば、それにより「人のアラを探す自分」「物事の嫌な部分にフォーカスする自分」などがつくられていきます。
その逆に、誰かを褒めるのであれば「人の良い所を探す自分」「物事の良い部分にフォーカスする自分」などがつくられていきます。

他には、不安に流されて行動するなら「不安をベースに行動する自分」がつくられ、感情をベースに行動するなら「感情をベースに行動する自分」がつくられていきます。
その一方、自身の頭で考えて行動するなら、「自身の頭で考える自分」がつくられていきます。

このように、人は自身の行動により常に自身に変化を加えていっています。

そのため、自身が望む人生に相応しい自分をつくるような行動が大切になるでしょう。

また、それが真の意味での勉強(変化)だと思います。

勉強とは変化である

知識を得ることが勉強の定義として相応しくないなら、何が定義として相応しいのか?

僕の考える所では、【自身の望む方向へと変化するための行動】が勉強の定義として良いと思います。

知識を得るための勉強ばかりをしている場合、「人から聴いた情報で行動する自分」(自分の頭で考えにくい自分)、「情報を得ることによる快楽を追う自分」などがつくられてしまい、多くの場合、知識を得ることではその人が望むような変化は起こせません。

また、以前と同じ行動をメインにすえたままでは、過去の自分から解脱することは難しいでしょう。

しかし、例えば、積極的な自分になりたいならば、日常の中で「積極性が大切な場面で、あえて積極的にやってみる」といったことができます。
このプロセス自体を勉強として捉えたらどうでしょうか。

着実に、自身、また人生を変化させていくことができます。

そして、「積極的な自分」に見合った出来事が未来に起こってくるでしょう。
それは、仕事の成功かもしれませんし、恋愛や結婚における成功かもしれません。

少なくとも過去の自分では出会わなかったような出来事が起こっていくと思います。

この、行動により自身をつくっていく過程をイメージで捉えるなら…

行動により自分をデザインしていく

と捉えると分かりやすいと思います。

作家になり、「自分」を作るような感覚で、日常の中で、普段、取らないような行動をとってみることが大切だと思います。

例えば、面倒くさい気持ちを感じたなら、あえてそれはやってみた方が良いでしょう。
というのも、面倒くさい気持ちを優先して行動したなら、それは、面倒くさがり屋な自分をつくることになります。
「面倒くさがり屋な自分」は果たして、未来に多くの幸せが得られるのでしょうか?可能性は拓けるのでしょうか?
おそらく、答えはNOだと思います。

そのため、面倒くさい気持ちを感じたら、むしろ、それをやる方が良いでしょう。
その事により「活動的な自分」「粘り強い自分」をつくることができます。

こうした変化を積み重ねるのは、気が遠くなるようなことに思えるかもしれません。

しかし、実際はそうではありません。

日々の些細な変化による大きな力

多くの場合、新しい行動を3、4回ほど取れば、それは「新しい自分」を強く形作ることになります。
すると、その後、その行動を取るのが容易くなっていきます。

例をあげるなら、消極的な性格の人がいて、その人は他の人のブログにコメントなどはできない性格でした。
しかし、3、4回、新しい自分(積極的な自分)を作るつもりで、他の人のブログにコメントをしました。
すると、もう、他の人のブログにコメントすることへの抵抗は薄れていっています。

そして、次からは、他の人のブログにコメントするという事が当たり前に近い感覚になっています。

このように、新しい行動が当たり前の行動へとなっていくのは、案外早いものですので、階段を昇るように、新しい行動が出来るようになったら、また、次の新しい行動へと踏み切ることを繰り返していけば、1年後には想像よりも大きな進歩を遂げているものだと思います。

さらに言えば、10年後には当時の想像とはかけ離れた境地に立っているでしょう。

山中にある階段を昇っていったら、意外と、高いところまで来ていたことに驚いた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
これらも同じことだと思います。

以下の記事では、今回の記事に関連して「世界に対する行動が自分をつくっていく事」(また僕自身のやり方)について書いています。

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