情報断食(情報制限)をすることにより潜在意識からの知恵が得やすくなります。

逆に、情報過多になればなるほど、情報の一つを一つを振るいにかける事ができず、自身の中に「盲信」(視野の狭まり)が出来てしまい、逆に賢い行動が出来なくなってしまうでしょう。

今回の記事では、情報断食により知性が向上する理由についてお伝えいたします。

なぜ、情報断食(情報制限)が必要なのか?

人間は情報を得たことにより、却って、その情報により視野が狭まるということが起こります。

例えば、どこかの国の人が犯罪をしたというニュースを観て、「その国の人間はロクでも無い奴ばかりだ」といった認識を持った場合、その情報により視野が狭まっています。
というのも、事実関係を正せば、その国の人にも様々な個性を持つ人達がいるのは明白ですので、その認識は誤りと言えるでしょう。

このように情報を得たことで真実とかけ離れた盲信をつくってしまい情報を得る前よりも知性が落ちてしまう事は頻繁に起こりがちです。

本来、人間は膨大な情報庫のような潜在意識と繋がっておりまして、不要な情報さえ得ないようにしていけば、真実に相応しい認識を持つことができます。

そのため、普段から、情報制限をすることが大切となっています。

ちなみに、情報を得たことで生じた盲信(無知)は人生上の困難により除去されていく事が多いです。

盲信(無知)が困難により除去されていくプロセス

ニュースを観たことで特定の国の人に対して偏見(盲信)を持った際、その国の人達に対して「自己中心的」という印象が自身に染みついたとします。

すると、自身がその自己中心的な行動を取ってしまうように導かれます。
嫌っていたその国の人達と似たような行動です。
その結果、自身の至らなさを痛感させられ、「あの国(嫌いな国)の人間と俺は違う!」という盲信(差別意識)が削られることになるでしょう。

そのように最終的には、自身もそのニュースの犯罪をおかした人間とそこまでは変わらないという認識を持つように導かれます。

また、場合によっては、同時に、嫌いな国の人達にも良い個性の人達が沢山いることが教えられるような出来事が引き起こされるでしょう。

自身の理性で情報をふるいにかけず、不用意に情報を得すぎると、このような盲信がつくられ続け、その盲信を破るための困難を多く経験することになってしまいます。

情報は無料だと思って、無差別に沢山得てしまいがちですが、盲信(カルマ)によって対価を払っているといっても過言ではありません。

その一方、情報断食(情報制限)を行っていくと、潜在意識からの知恵が得られやすくなります。

情報断食により潜在意識からの知恵が得られるプロセス

例えば、普段から、ニュースなどを観ないようにしていくと、日本はとても平和な国という印象を持つと思います。
実際、この印象は真実に見合っておりまして、周囲に犯罪に巻き込まれた人の割合が明らかに少ないのであれば、それは事実なのでしょう。(テレビのニュースばかりを観ていると、日本は物騒な国という印象を持ちやすいですが、真実とは少々ズレていると思います)

すると、仮に、自身にとって犯罪に巻き込まれそうな場面(運命)があったとしても、なぜか、潜在意識からの知恵によって自然と回避する行動を取っていたりします。
大部分においてその知恵は自覚しづらいのですが、無自覚に賢い行動を取ることになるでしょう。
(ただ、情報制限のみで自身と犯罪との因果を無くせるわけではなく、あくまでも、精神的欠点の克服や他者への奉仕などを通じて地球人的自我《困難による学びの必要性》を解消することにより、因果は無くなるものと考えています。)

このように、『情報によって事実関係(真実)と違う認識を持ってしまわないようにする』という事で、潜在意識からの知恵が得られやすくなっています。

ただ、気になるのは、どの情報を制限した方が良いのか?という点では無いでしょうか?

情報断食の具体的なやり方

初めはどの情報も極力得ないようにすることがおススメです。
そうする中で、自然と得る情報こそが真に必要な情報でしょう。
人生の背景に「真に必要なことは、いかに何もしないようにしようとも自然とやることになる」という原理が働いているゆえのことだと思います。

とはいえ、実際の所、情報の取捨選択は自身の感覚でやるしかない所ではあります。
ただ、多くの人に通用する有効な目安が他にもありますので、お伝えいたします。

「これを知っておかないと本当に困る」といった形で、強い不安な気持ちを動機にして何かの情報を得ているのであれば、その情報はあえて断つ方が良いと思います。
真にその情報が必要なのであれば、どれだけ断とうとしても断つことはできないでしょうし、断てるのであれば必要では無かったということです。

基本的には、潜在意識に近い潜在的自我というのは、全てを知っているという安心感に包まれています。
すると、不安によって「〇〇は知っておかなければいけない!」と思っている自我と、その潜在的自我に乖離が生じ、心の声(潜在的自我の声)が聴こえなくなってしまうのです。

それゆえに、情報を得たい動機に強い不安があるのであれば、まずはその情報を断つことができるかを試みることが大切だと思います。

以下の記事では、今回の記事に関連して「偏見(カルマ)を解消するほどに潜在意識からの知恵が得られる」というテーマでお伝えしています。

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