精神的欠点を克服する度に、人間は本当の自分になっていきます。
そして、洞察力や直観力なども向上していくでしょう。
本当の自分とは何か?を厳密に言えば、地球人的自我を備える前の自分だと思います。
人間は過去の保身の伴う行為により「自分」というものを作り上げていて、その仮の自我こそが、僕達が自分として認識している「自分」です。
それで、その自分の性質からして、中々出来ない行為をすればするほど、より賢く愛のある本当の自分になっていく事ができます。
今回の記事では、洞察力や直感力が上がっていくプロセスについてお伝えいたします。
精神的欠点を克服するごとに直感力が上がるプロセス
消極的な性格を持つ人であると、人に話しかけることに対して心理的抵抗が大きくあります。
すると、その消極的な性質が、潜在意識からの「話しかける事で相手と仲良くなれるチャンス」を知らせるための直感を妨げてしまうのです。
しかし、消極的な性質を超えて、誰かに勇気を持って話しかけるなどのことを続けていくと、上記のようなチャンスを知らせる潜在意識からの情報を直感として得られるようになってきます。
これは消極的な性質の場合を例に用いましたが、他の性質を持つ場合であっても同様です。
そのため、精神的欠点を克服するほどに直感力が上がると言えるでしょう。
また、洞察力なども同じです。
自身は消極的な性質だけれども、勇気を持って人に話しかけるなどをしてきた場合、過去の自分(消極的な性質)の問題点などをより知ることができ、また、過去の自分と同様に消極的な性質を持つ人達のことをより理解することができます。
ちなみに、精神的欠点を克服するような行動をすると、良い事が起こりやすくなる原理もあるでしょう。
カルマの法則によるご褒美として「良い事」が起こる
消極的な性質を持つ人であれば、勇気を持って話しかけることにより、「友達になれた」「相手から良くしてもらえた」などのことが起こりやすくなるでしょう。
これは、精神的欠点の克服をサポートするためのカルマの法則による働きです。(直接的には、守護霊などの存在による導きがあると思います)
ですので、基本的には、精神的欠点の克服をするほどに、長期的に人生は実りあるものになっていくでしょう。
ただ、積極的に話しかけたけども、逆に冷たくされるなどの事も起こり得るでしょう。
これは「自身を卑下する気持ちがあればあるほど、その卑下を具現化するような相手が現れやすくなる」といった、自身の精神世界が現実に投影される原理なども関係していて、自身を卑下する気持ちがある内は頻繁に起こることだと思います。
しかし、それでも精神的欠点の克服のための行動を続けた方が良いでしょう。
というのも、その行動こそが自身を卑下する気持ちを根本解消するために必要なことだからです。
ちなみに、その際、行動以外にも有効な方法があります。
願いの力を活用する
結論から言うと、精神的欠点の克服に繋がる願いは叶いやすいです。
そのため、消極性の強い人であれば、「何の抵抗も無く人に話しかけられる人間になりたい」といった願いを、言葉にして日々念じるだけでも叶いやすいでしょう。
実際に、それが実現するための人生展開が組まれていきます。
ただ、注意しておきたいのが、精神的欠点を助長するような願いは叶いにくいということです。
例えば、不要な物ばかり買ってしまう浪費癖を持つ人であれば、金銭苦などを経験する中で、その浪費癖を解消していくことがあります。
その際に、「より大きな収入が得られますように」といった事を願ってしまうことがありますが、これは避けておいた方が良いと思います。
叶いにくいですし、その願う心自体が精神的欠点を助長することに繋がってしまいがちです。
この場合であれば、「自身の浪費癖を解消したい」「必要なものだけで心豊かに暮らせる心が欲しい」といった願いの方が叶いやすいでしょう。
行動も大切だと思うのですが、基本的には、精神的欠点の克服に繋がる願いを日々念じることから始めるのが一番無理が無くて良いと考えています。
以下の記事では、今回の記事に関連して「人生では価値のある願いほど叶いやすい」という内容をお伝えしています。