それで、今を生きるとはどのような事かというと、目の前の出来事に対して真剣に取り組むということだと思います。
人間は未来のことを思い煩うことや、情報などに振り回された結果、かえって目の前の出来事を無視してしまいがちです。
今回の記事では、なぜ、今を生きるほどに人生が成功するのか?について詳細にお伝えいたします。
今を生きるほどに人生が成功する理由
人間には自分で手をつけられる所と、そうでない所があります。
例えば、目の前の相手にどんな言葉をかけるか?というのは、誰しも自身で決めることができます。
これが手をつけられる所です。
しかし、まだ起こってもいない未来であったり、国際情勢であったり、他の人の性格は自身にはほぼ変えることはできません。
これが手をつけられない所です。
それで、今を生きる(目の前の出来事に対して真剣に取り組む)というのは、手をつけられる部分に集中するということです。
すると、自身によって日々、良い方へと人生を変化させていくことができます。
しかし、日々、身の回りには目の前の出来事から意識をブレさせるような情報・ニュース・出来事などがあります。
なぜ、人は今を生きることができないのか?
一つの大きな理由として、人間には情報に目を奪われやすい傾向があります。
育児を例にすると、自分の子供がとても些細なことで泣いてしまう場合、本やネットなどで調べるとします。
そこに、「子供によっては、幼少期には情緒が安定しないので気にする必要は無い」といった情報がありました。
すると、親はその情報を観ることで、かえって、目の前の子供を観ることを止めてしまいます。
この時点で、親は今を生きていない状態となり、空回りが続く結果になるでしょう。
この場合、もっとも大切な情報源は目の前の子供でして、日々、子供のふるまいを分析する中で答えを知るのが望ましいです。
その結果、スキンシップが足りなかった、動画を観せすぎていたなど、様々な答えが出てくると思います。
これは今を生きている状態であり、現実をより良くできる状態と言えるでしょう。
このように、情報を参考にしたことによって、かえって、目の前の出来事が観えなくなってしまうことが多々あります。
では、今を生きるためにどうしたらよいのでしょうか?
情報を制限する・現実に合わせた心への問いかけを行う
まず大切なのは、得る情報を制限することだと思います。
※動画では情報制限については述べていません。
特に、自身が手をつけられる部分とは関係の薄い情報を少なくしていくことが望ましいでしょう。
もちろん、生きる上での楽しみは大切ですので、全てを無くした方が良いとは思いません。
ただ、現在の世は情報が多すぎますので、極力、少なくしていく意識は大切だと思います。
不要な情報を得れば得るほど、ほぼ必ず、目の前の出来事に対して集中できなくなっていくでしょう。
次に大切なのは、現実に合わせた心への問いかけを行うことです。
育児を例にすれば、日々、「子供の未来のためにどうするのが最善なのだろうか?」「子供がもっとも幸せに感じられることは何だろう?」など、目の前の子供に関わる問いを心に投げかけることが大切だと思います。
他、仕事を例にすれば「同僚と良い関係を築くための最善な方法は何だろう?」「より仕事が上達するために最善なことはなんだろう?」などの問いを心に投げかけることが大切だと思います。
他の記事でもお伝えしていますが、心への問いかけ内容に応じた答えが人生上で得られます。
※カルマ上の制限などもあり、得られる場合とそうでない場合があるでしょう。
心への問いかけは、答えが得られるのと同時に、その問いに関連した対象にフォーカスを向ける作用があります。
そのため、普段から、目の前の出来事に関連した問いかけを心へと行うことが良いと思います。
このように情報制限+心への問いかけを行っていくと、より現実を良くすることができるでしょう。
また、それは、今を生きている状態だと思います。
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