カルマの法則の知識を得ると、人に対する注意や指摘などをしづらくなる傾向があります。
これは多くの人がそうだと思います。

その理由は、「仮に、その注意が誤っていた場合、自分自身にそのカルマが返ってきてしまう」と考えるためでしょう。

実は、これ自体はそれほど間違いではありません。
今回の記事で書くような、明らかに間違った注意の仕方をすると、カルマとして返ってくる部分はあります。

とはいえ、人に注意や指摘をすること自体は悪いことではありません。

今回の記事では、カルマの法則上、明らかに悪い注意の仕方・良い注意の仕方について書いていきます。

明らかに悪い注意の仕方

良い注意の仕方を知るためには、悪い注意の仕方から知るのが分かりやすいと思います。

僕の考える、明らかに悪い注意の仕方は、【相手にとって変えられないことを、変えなさい!と感情的に叱りつけること】です。

例えば、僕の場合は軽度知的障害・自閉症の娘がいるのですが、自閉症の性質上、様々な面でこだわりの強い部分があります。
そして、急ぐ必要のある時でも、決まった習慣をこなさなければ次に進みたくないという時がよくあります。
しかし、そこを「そんなことに拘ってないで早くして!」と言うのは、道理に適わない叱り方です。

道理(カルマの法則)からすると、性質上、今は変えられないものを変えろというのは、言った方の理解が足りない・または、わがままな部分が大きいでしょう。
特に相手が子供なら尚更なのだと思います。

道理(カルマの法則)を基に考えてみても、その行為により「変えられない性質を変えようとする自己中な自我」「相手の事情を察しようとしない自我」がその行為により自身の性質に増すことになります。

すると、人生はその自我(カルマ)の解消のために、自己中な振る舞いをより一層しがちになるような困難(気づきのための少し強めの試練)を引き起こします。僕の場合ですと、子供はより一層、言うことを聴かないことが増えるでしょう。

親が子供の性質を理解しない → 子供がより一層、言うことを聴かない → さらに親は子供を理解できなくなる
といった形の良くないループにはまり込んでしまう形です。

ただ、育児の場合ですと、親は子供のためを想って他にも様々なことをしていますので、問題のある行為をしたとしても、全体としては良い報いがあると思います。
子育ては本質的に過酷である分だけ、カルマの法則は様々面において親の負担が考慮されています。

明らかに良い注意の仕方

上記の僕の例の場合、子供のこだわりの性質を理解した上で「それをやったら次にこれをしよう」と提案するようにしています。すると、感情的に叱りつけるよりも、明らかにこちらの方が、子供は素直に親の導くほうへと歩み寄ってくれることが分かります。

これは注意や指摘ではありませんが、注意などの目的は相手が現実により良く対応できるよう導く・またはきっかけを作るといったものです。

そのため、注意や指摘をせずとも、上記のような対応にてその目的は果たすことができていると思います。

本来、良い注意というのは、相手が自身に必要な意見を取り入れるにあたって感情を不要に波立たせないことが理想なのだと思います。

ですので、注意という言葉に反して、良い注意であればあるほど、はた目からみて注意とは見えないようなやり方で、相手を導くことになるのだと考えています。

ちなみに、カルマの法則からすると、上記の場合ですと、「相手の性質を深く理解するための心(力)を備えた自我」などが自身に形成されるため、より一層、様々なことにおいて共感力や洞察力を発揮しやすくなると思います。

それで、そもそも、注意や指摘をする以前に大切なことがあるのも間違いありません。

人間は他の人間との信頼関係により自然と学ぶ

誰しもそうだと思うのですが、多くの場合、人は注意や指摘をされて物事を学んでいるわけではありません。

おそらく、人から優しくされて、その人を裏切りたくなくて、より良い行動を心がけて自然と学んでいった部分が多いのではないでしょうか。

育児を例にすると、愛情不足により問題行動をする子供がいます。
それゆえに、その問題行動に対して注意をすることはあまり良くないし、場合によっては、そのことでもっと大きな問題にもなると思います。

この場合、「大好きだよ」「愛してる」など、言葉や立ち振る舞いにて愛情を伝えるような行動をすることで、自然と、子供の問題行動は減っていくでしょう。

子供は親との信頼関係が強いほどに、その信頼関係を守るために自然と様々なことを学んでいくからです。

そのため、注意や指摘などよりも、日頃における子供と信頼関係を結ぶような行動の方が大切であったりします。

こうした事を日頃から行うことに集中した上で、それでも注意や指摘が必要になればそれをする、というのが道理上(カルマの法則上)良いと考えています。

ただ、これらの良い注意の仕方・悪い注意の仕方に関する知識は、ほんの目安にしかなりません。

感情を見せて叱った方が良い場合

実際は、僕は他の家の子供などに対して、感情を見せて強く叱ることが頻繁にあります。

育児をしている関係上、他の家の子供とも小学校などで遊ぶことがあるのですが、そうした時に、乱暴な振る舞いをする子供もいます。
そして、場合によっては、感情を見せて強く叱ることがあります。
というのも、事実として、子供に対しては感情を見せて叱らなければ伝わらない場合があるためです。

また、接触回数が少ない子供であるほどに、そうしないと相手の人生に良い影響を与えられない場合もあります。
接触回数が多い自身の家の子供であれば、長期の関わりにより優しい導きが可能なのですが、接触回数が少ない他の家の子供に対してより良い導きをしたい場合、感情を見せて強く叱るといった事が有効に働く場合も多々あります。(しかし、これを、長期的な関係を結ぶ自身の子供に日々行ってしまうと、おそらく問題は大きくなるでしょう)

このように、どのような注意や指摘が良いかというのは、状況に応じて真剣に考えなければ答えが出ないことだと思います。
ただ、状況に応じて真剣に考えるという事が出来た時点で、基本的にはそれは正解なのだと考えています。(カルマの法則上、真剣に取り組んでそれでもダメだったことに対して責任が問われることは無いように思います)

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