相手の世界に関心を持つことは、それだけで、人生の成功につながります。
なぜなら、相手が関心を持つ対象には、自身の精神的欠点の克服につながる部分が多いからです。
また、あらゆる人間関係は「相手の世界に関心を持つこと」により上手くいきやすいです。
今回の記事では、なぜ、相手の世界に関心を持つ方が良いのか?についてお伝えいたします。
共感力を高める(相手の世界に関心を持つ)ことで精神的欠点が克服される
相手にとって関心のある事でも、自分にとっては関心が無いということは常にあると思います。
ただ、自身にとって関心の無いことほど、自身の精神的欠点の克服(カルマ解消)にとって良いことが多いのです。
僕の実例でお伝えすると、妻は家事やそうじ、整理整頓が好きです。
その一方、僕は哲学などが好きであり、紙やブログなどに書きながら物事を深く考えることが好きでした。
その当時はより賢くなりたいと思ってそうしていました。
また、部屋が散らかっていてもあまり気にならないタイプでもあります。
それで、「そのような自分だからこそ家事やそうじに真剣に取り組むと良いのでは?」と考え、やってみた所、僕の場合では哲学ばかりやるよりも、家事やそうじに取り組む方が賢くなれることが分かったのです。
当時の僕は、人に対して雑な対応をすることが多かったのですが、家事やそうじなどにより精神構造が変わった結果(精神的欠点が克服された結果)、人に対して丁寧な対応や細やかな配慮をしやすくなりました。
また、考えが及ばなかったことにまで考えが及ぶようになったので、実際、哲学ばかりをするよりは家事やそうじなどをした方がより賢くなれることが分かりました。
(僕自身の、精神的欠点の関係上、そうなるということだと思います)
このように、周囲の人が関心を持つ対象に取り組むことで、自身の精神的欠点の克服につながる場合が多いのです。
そのため、それらを行うことによって、より良い人生が得られやすくなると思います。
共感力(相手の世界に関心を持つこと)は、様々な人間関係にとって成功の基礎になる
相手の世界に関心を持つ事は、恋愛・夫婦関係・子育て・ビジネスなど、分野を問わずに良い結果を生みます。
・恋愛においては、好きな相手が関心を持つことに自身も関心を持ったほうが、より良い結果になるでしょう。
※ただ、この場合においては、その相手との関係がお互いの精神の進歩につながりにくい場合、逆にその関係が解消される方向へと向かいます。これらの事を含めて、良い結果とお伝えしています。
例 尽くすのが好きな女性が、あまり良くない男性の興味の対象に真剣に取り組んだ場合、その相手が逆に興ざめし、その関係は解消へと向かいやすい、など
・育児においては、親が子供の関心対象にしっかり関心を向けて取り組んでいた場合、子供の世界観に「人は、自分のことを良く理解してくれる」といった概念が強く定着していきます。
すると、その子の精神構造は現実に投影され、その子は他の人との関係をより良くすることができるでしょう。
また、不要な緊張や恐れなどを持たずに人と接することができるようになっていきます。
・ビジネスにおいては、顧客(見込み客含む)の関心を持つことに自身も関心を持つほどに、顧客の考えることがよく分かり、より有効なマーケティングなどができるようになるでしょう。
このように、人間関係の絡むことであれば、「相手の世界に関心を持つこと」は大部分において良い結果を生むと考えています。
以下の記事では、今回の記事に関連して「相手の幸せを願うことの大切さ」について解説しています。