自然体で生きたいと多くの人は願っています。

また、スピリチュアルにおいても「ありのままの自分で生きる」「自然な感じ方(直感)を大切にする」といったメッセージが多く伝えられる傾向があります。

ただ、実際の所、自然体を大事にするほどに目の前の現実と不適合を起こしがちです。
そのため、「スピリチュアルに入れ込む人は地に足がついていない」と判断されることが多いのでしょう。

今回の記事では、なぜ、自然体でいようとするほどに現実と不適合を起こしやすいのか?についてお伝えいたします。

自然体=過去の生き方により出来た自我の性質

この「自然体による感じ方」の多くが、過去の生き方により出来たものですので、自然体にこだわるほどに過去に出来た自我のままの生き方になってしまうのです。

すると、人生はその自我を解消するために人生展開を組みますので、《自然体(過去からの自分)を守りたい自分》vs《過去の自分を捨てる必要のある展開》という形で、不適合を起こします。

これがスピリチュアルを学ぶ人が陥りやすい、地に足がつかない状態でしょう。

また、過去の自我を解消するには「過去の自分ではやらないような行動」をする必要があり、その際には、大きな心理的抵抗を感じます。

しかし、自然体を大切にする人はその心理的抵抗を悪い物として扱ってしまうために、目の前の現実に対応できない結果にいたりがちです。

具体例を挙げますと、過去の生き方により消極的な性格(自我)を持つ人がいて、その人に対して、遊びの誘いがきました。しかし、その人は家で本を読むことの方が自分らしいし、落ち着くので、その誘いを断ってしまいました。
(実は、その誘いは、その人の消極的な自我を破るためにカルマの法則により用意されたものです)

非常にありふれた例えなのですが、自然体を大切にしすぎるというのは上記のようなものです。

このように、自然体による感じ方を優先するというのは過去の自我からの脱却を遅らせるという事であり、現実に対応し、より良く生きるということをしづらくさせています。

そのため、自然体の自分では出来ないような心理的抵抗があることをやるということが、現実にうまく対応し、より良く生きることに繋がります。

『現実に対応できる』といった形で、文字に現わすと地味なのですが、その意味は素晴らしいものです。

現実に対応できる=人生が成功し続ける、ということ

目の前の出来事に対し、「過去の自我からの脱却をサポートしてくれているんだ」と認識して、心理的抵抗を超えて行動をする習慣がついてくると、自身の世界は広がり続け、それに伴い、知性や能力なども上がり続けるでしょう。

また、人生は心理的抵抗を超えた行動に対して報いてくれるように動きますので、それはこの世のいかなる物質的な保証(財産など)よりも遥かに、身の安心を保証してくれるということです。

さらに、心理的抵抗を破って(過去の自我を破って)行動するほどに、より大きな自我からの知恵が流れこむようになりますので、実際の所、それが何も恐れることのない状態という意味で、真の意味での自然体に近づくことになると思います。

以下の記事では、今回の記事に関連して「精神的欠点の克服」というテーマで書いております。